今季、国内FA権を取得したオリックス馬原孝浩投手(32)が残留することになった。28日に球団と交渉し、権利を行使せず単年契約で合意していたことを明言。馬原は「FA権を取ったとしても他球団への移籍は考えていなかった。恩返ししたい気持ちが断然強い」と話した。寺原の人的補償でソフトバンクから移籍。右肩手術から昨季終盤に戦列に復帰し今季は中継ぎで55試合で32ホールドを記録した。

 また、国内FA権を持つ坂口智隆外野手(30)にも条件提示を行っており、瀬戸山球団本部長は「前向きに考えてくれると思う」と自信を見せていた。