阪神鳥谷敬内野手(33)が今日11日、球団側にFA申請書類を提出する。この日、南球団社長はまだ申請書類が届いていないことを明かした。申請期限は今日11日。すでに海外FA権を行使する意思を固めており、期限最終日に提出することは確実だ。ブルージェイズなどメジャー複数球団が獲得調査を進めており、今後の動向に注目が集まる。
憧れのメジャー挑戦に向けて、鳥谷にとって今日11日が節目の1日となる。この日の昼、甲子園のクラブハウス駐車場に現れた南球団社長は「まだ、何も来ていません」と話すにとどめた。鳥谷からはまだFA申請書類が届いていないという。虎のキャプテンはすでに海外FA権を行使する意思を固めている。FA申請期限は11日。最終日の今日、申請書類を提出することになる。
いよいよ長年の夢をかなえるための交渉を本格化させる。明日12日に海外FA宣言選手として公示され、13日から晴れて米球団との交渉が解禁となる流れだ。鳥谷はすでに6日に極秘渡米。現地では代理人の選定作業や住環境、球団施設のチェックなどを行っているとみられる。最善の準備を整えた上で、慎重にベストチョイスを探る。
10月30日にソフトバンクとの日本シリーズに敗れてシーズンが終了。翌31日にはFA権について「ゆっくり考えたいと思います。ご想像にお任せします」と話すにとどめたが、すでに海外FA権の行使を決断。球団側は全力で慰留に努め、帰国直後に話し合いの場を持つ方針だが、引き留めは難しい状況だ。
鳥谷は12年のシーズン中に海外FA権を取得。過去2年間は熟考した上で阪神残留を決断していた。だが、今年は米球界入りに向けて今までにない追い風が吹いている。西岡や中島らが結果を残せず日本人内野手に対する評価は低いが、FA市場で内野手が枯渇気味。今オフは内野手にとって売り手市場といえる。
二塁手レギュラーを探しているブルージェイズを筆頭にレッドソックス、ダイヤモンドバックス、さらにはナショナルズなど複数球団が獲得調査を進めているとみられる。FA宣言すれば、オファーがあるのは確実だ。好打&堅守で阪神を引っ張ってきた名プレーヤーが、いよいよ一世一代の大勝負に向かう。



