阪神和田豊監督(52)がきょう11日、甲子園で開催される阪神・巨人連合対MLBオールスターで梅野隆太郎捕手(23)をスタメンに抜てきすることを明かした。今季新人ながら92試合に出場し、来季の正捕手と期待される“梅ちゃん”がメジャーの一流選手相手に腕試しだ。

 日本が誇る聖地・甲子園でワクワクするような対決が実現する。マリナーズのカノら強打者がそろうメジャー打線に対し、投手陣をリードするのは1年目の梅野。この日、連合チームの指揮を執る和田監督がこう言った。

 「梅野なんかはスタメンでいくよ。阪神ファンにも巨人ファンにも喜んでもらえると思う。相手は(シーズン直後で)ある程度、仕上がっている状態でどこまで通用するのか」

 指揮官から腕試しの場を与えてもらった。この日まで高知・安芸で秋季キャンプに参加し、紅白戦では安打も放った梅野は、起用を伝え聞くと武者震いした。

 「メジャー相手に感じることは多いと思うので。目の前で見て、経験できるのは幸せ。楽しみな部分が多いです」

 肝っ玉ルーキーとして知られるが、先発能見をはじめ連合チームの投手陣をどう導いていくか。また、同じチームには球界を代表する捕手として君臨してきた巨人阿部もいる。

 「練習などを見て、聞けることは聞いてみたい」

 正捕手定着が期待される梅野は来季、猛虎の命運を握る選手の1人だろう。一流がずらりとそろう舞台で貴重な経験を積む。【鈴木忠平】