掛布DCも大絶賛のアーチだった。阪神陽川尚将内野手(23)が10日、安芸秋季キャンプで行われた紅白戦で左翼へ本塁打を放った。見守った掛布DCは「あれは1軍レベルより上の打球だよ」と、来季2年目の大砲候補の成長ぶりに目を細めた。

 陽川も手応え十分だった。「真っすぐと変化球も頭に入れていて、力が入らずうまく体が反応した」。3日のシート打撃でも豪快な本塁打を放った陽川は、連日のように掛布DCと夜間の宿舎でスポンジボールを打ち、レベルスイングの習得に励んできた。

 掛布DCは「腰の使い方が全然変わっている。レベルに振れるようになった。目でとらえたボールに反応できた。1軍に上がっていくために1歩ずつ成長している」と評価する。遊撃のポジションもこなし、古屋2軍監督は、1軍が合流する13日以降も陽川を安芸に残す方針を示し「遊撃もだけれど二塁の守備も見ることになる」と語り、次のステップが確実に見えてきた。