<21UW杯:日本1-0韓国>◇14日◇2次リーグ◇台湾・台中

 第1回21Uワールド杯で日本が、2次リーグ韓国戦を勝利し、決勝戦進出を決めた。先発した上沢直之投手(20=日本ハム)が7回12奪三振で無失点。5回に武田健吾外野手(20=オリックス)の左前適時打で挙げた1点を守りきった。今日15日に2次リーグ台湾戦を行い、16日の決勝戦に臨む。

 21U侍ジャパンの背番号「18」は頼もしかった。先発した上沢は韓国相手に毎回の12K。直球をどんどん投げ込み、封じ込んでいった。「僕は三振を取る投手ではないので、変な感じはしました」と苦笑い。それでも圧倒的な奪三振ショーを繰り広げた。

 走者を背負っても直球勝負は変わらなかった。「最初は真っすぐを投げて、打たれない球を選んでいったら真っすぐになった」。前回登板の8日ベネズエラ戦でも直球はファウルになると手応えを感じていた。この日もフェアゾーンに打球を飛ばさせなかった。

 エースナンバーの責任は果たした。「日本代表の背番号18は特別なもの。背番号に恥じないような投球をしようと思った」と、7回5安打無失点で決勝戦へと導いた。スコアボードに0を並べ、援護の1点を守りきった。平田勝男監督(55=阪神ヘッドコーチ)も「7回まで自分の責任を果たしてくれた。辛抱しながら投げてくれた」と評価した。

 中1日での登板となる16日決勝戦に向けても「投げさせてもらえるなら投げたい。僕の野球人生にとっても意味のあること。もしそうなればしっかり投げたい」と、世界一が懸かるマウンドに立候補した。【宮崎えり子】