広島松田元オーナー(63)が25日、緒方孝市新監督(45)の長期政権を約束した。監督就任のあいさつのため、この日2人で広島県庁、広島市役所など関係各所を訪問。湯崎知事の前で、同オーナーは「うちはだいたい5年で考えていますから」と語り、新監督が構想を実現するまでの期間を5年と捉え、チームを長期間任せる方針をあらためて示した。
契約年数は単年。緒方監督は「(チームの)成績が悪ければ、責任を取る覚悟です」と1年ごとの緊張感をみなぎらせた。そんな新監督を同オーナーは「バカ言え」と愛情を込めて一喝。「5年はやってもらうよ」と念を押した。
一方、湯崎知事からは「ベテラン投手の補強はお考えではないですか」と、ヤンキースからFAとなったOBの黒田復帰の可能性を問われた。これに松田オーナーは「毎年オファーは出しているんですが、太刀打ちできんのですよ」と苦笑い。広島市の松井市長も「そろそろ優勝してくれないと」と、待ち切れない市民の気持ちを代弁した。緒方監督は「いい結果をご報告できるようにしたいです」と周囲に負けない熱さで、来季に臨む。【堀まどか】



