いきなりレッドゾーンに入れて天敵を砕く。巨人原辰徳監督(56)が29日、リーグ4連覇&日本一奪回を目指す15年シーズンの基本姿勢を表明した。「(球団創設)80周年という区切りがついて、チームにとって『元年』となる」と大枠を設定。返す刀で「100メートル走で出遅れたら負ける。最初から全速力で1年をスタートする」と力説した。来年3月27日、開幕戦の相手先発はDeNA久保康友投手(34)に内定済み。厳しい内角の攻防を制す。
盛大な納会から一夜明け、原監督のスイッチが切り替わった。暦の上では師走が残るも、頭の中は来季に向かった。「我々の世界は、長いようで短い。徐々に、とペース配分するような選手は、チームにいらない」。来春キャンプ初日から100%以上の状態で臨むよう、選手たちに訴えた。
張り詰めた状態のままシーズンに突入する。そこには因縁の久保が待ち構えている。1勝3敗と封じられた上に、過去10年で最多タイとなる、年間5個もの死球を食らった。シーズン中盤以降は「またやったら絶対に許さない」のピリピリした空気が充満した。久保KOで「巨人元年」にふさわしいダッシュを決める。【宮下敬至】




