15年はベーブ・ルース超えだ。日本ハム大谷翔平投手(20)が来季は「15勝&11本塁打」以上を目指すことを誓った。1日、都内のホテルで「スポーツニッポンフォーラム」の表彰式に出席。今季は「11勝&10本塁打」で日本球界初の2桁勝利と2桁本塁打を達成。大リーグでも1918年にルースが記録した「13勝&11本塁打」以来の快挙にも満足感はない。投打「二刀流」3年目へ大きな目標を掲げた。

 当たり前のように、壮大な目標を掲げた。大谷がサラッとベーブ・ルース超えを誓った。来季の本塁打数を問われ、事もなげに言った。「確実に今年よりは打ちたいなと思います」。今季は10本塁打。狙いを定めたのは11本塁打以上だ。すでに公言している、目指す勝ち星にも、あらためて言及。「15勝以上はしたい」。投打のノルマを達成すれば、偉大な先人の記録を塗り替えることになる。

 プロ野球選手として使命感もある。今季は最速162キロをマークするなど球界の話題をさらった。打撃でもシーズン序盤は打率3割超えをキープするなど「二刀流」の進化した姿でファンを魅了。「より良いプレーを見せて子どもたちに何かを感じてもらえれば」という思いもある。最低限のライン設定かもしれないが、目指せるのは球界でも1人だけ。本気の大谷の目標値に、プロ野球ファンの夢は膨らむばかりだ。

 偉業達成で女子高生ゴルファーも振り向かせる。この日は、表彰式で女子ゴルフ界の新星、勝みなみ(16=鹿児島高1年)と同席。阪神ファンで知られるが「ぜひ、日本ハムファンになってもらえれば」と、自軍をさりなげなくアピール。一緒にゴルフをすることも熱望されたが「僕、ゴルフ下手なのでしないです」と苦笑いで拒否。野球だけにまい進して、未踏の地を開拓する決意は固い。「二刀流」3年目はルース超えで、虎に恋する乙女のハートもつかんでみせる。【木下大輔】