阪神が榎田再生を、来春沖縄キャンプの臨時コーチ就任が決まったOB江夏豊氏(66=野球解説者)の手腕に託す。左腕の中継ぎを厚くするためにも、来季は先発から中継ぎに転向する榎田の再生は、チームの重要課題。2日、兵庫・西宮市の球団事務所を訪れた中西投手コーチは「江夏さんは先発、リリーフの両方を経験された方。メンタル面も含めていろいろ教えていただけるかなと思う」と語った。

 同コーチは江夏氏とOB会総会などの場を利用し、すでに意見交換。「左投手をお願いしたいし、メンタル面に関しては右投手もお願いしている」と、技術指導とともに、阪神、南海など環境が変わっても実働18年で206勝193セーブを残したタフさを虎投に授けてほしいのが実情だ。得意球だったスライダーの変化が思うようにいかないなど、具体的な現状も中西コーチは江夏氏に伝えている。大物OBコーチの再生手腕に希望を託す。