中日森野将彦内野手（３６）が３日、三塁挑戦を明言した。初受賞のゴールデングラブ賞授賞式に出席。初めて年間通して守った一塁での受賞だったが「三塁で勝負します。あとは監督がメンバー表にどう書き込むか」と言い切った。

　今季はベストナインのルナが主に守り、２０歳の高橋周も谷繁兼任監督からレギュラー奪取を厳命されている。森野は０６年に立浪から三塁を奪ったが、くしくも当時の立浪と同じ年齢になった。「それは思っていました。負けてないのに世代交代なんてあり得ない」と高橋周の挑戦を受けて立つ。この日は一塁コンバートの巨人阿部を「ライバル」としたが、三塁で表彰式に戻りたいのが本音だ。