「鷹の松坂」は、世界一の師弟コンビのツーショットから始まる。ソフトバンクは4日、松坂大輔投手(34=メッツ)の獲得を正式に発表。きょう5日に福岡市内で入団会見を行う。3年契約で年俸4億円プラス出来高。背番号は「18」。会見に同席するのは、王貞治球団会長(74)。第1回WBCで監督とエースの間柄で、日本を世界一に導いた。会見を前日に控え、愛弟子に熱いエールを送った。
王球団会長
やっとこれで落ち着いてね。後はやるだけ。経験も十分あるし、最後と言ったら悪いけど、こっちで大きな花を咲かせてもらってね。
9年ぶりの日本球界復帰の場に、福岡を選んだ。ここで大輪の花を咲かせろ-。集大成の投球を期待した。
伝説と化した甲子園の春夏連覇。西武ではルーキーから3年連続の最多勝。そして巨額契約でのメジャー挑戦。実績、経験は言うまでもない。松坂加入がチームにもたらすものは、計り知れない。王球団会長はこの日行われた支援パーティー「王讃会」で、出席した32人の選手を前にあいさつ。怪物右腕の話題も盛り込んだ。「来年は松坂君も入る。若い選手の見本になると思う」。チーム内の波及効果も信じて疑わなかった。
「高校時代から投げ続けてきて、大変だと思うけど、彼なりにコンディションはできているだろう。監督もそういうのは、詳しいしね」。工藤新監督のもと、怪物復活の可能性は十分にある。日本一連覇を託された右腕がきょう5日、新しいユニホームに袖を通す。【田口真一郎】



