中日又吉克樹投手(24)がドミニカ共和国のレジェンドから刺激を受けた。約1カ月半の滞在で同国のウインターリーグの「リセイ」に所属。中継ぎとして17試合に登板し、0勝2敗、防御率1・69と好成績を残した。前日5日に帰国した右腕は、メジャー通算555本のマニー・ラミレス外野手(42)から「いいピッチング」と言葉をかけられたことを明かした。

 ラミレスとは3度対戦して2打数1安打(1四球)だった。「雰囲気があって技術もすごい。右への打球が落ちてこない」。完璧に抑えることは出来なかったが、大物との対戦が刺激になった。今季はブランコを5打数無安打、バレンティンを8打数無安打と大砲を次々と封じた。「来年も外国人キラーという意味で結果を出したい」。ラミレスの言葉を胸に、来季も舶来砲を封じ込める。