大和はセンターに残って~。阪神福留孝介外野手(37)が大和の遊撃コンバート案に待ったをかけた。13日、MBSラジオ「藤本敦士のDASH宣言!」に出演。鳥谷が海外FA宣言したことに伴い、右中間コンビを組む大和に遊撃転向が持ち上がる。福留は「外野手として大和は(中堅に)置いておいて欲しい」と希望した。

 先輩の主張は、大和の外野守備力を認めるからこそだ。「ゴールデングラブも取った選手。いてもらうのは心強い。打球に対する感覚も、群を抜いている」と評価した。飛球が上がった瞬間、言葉を交わさずにどちらが捕球するか目で会話できる間柄。「僕はライトで元気に勝負できる体を作っておくことが一番」と最強コンビの継続を念頭に置いている。

 そのためには若手内野手の台頭が不可欠だ。成長株の2年目北條が21Uワールドカップで活躍したことも耳にしている。「若手の内野手は藤本コーチに任せます」。2軍内野守備走塁担当に就任した藤本コーチがMCを務めるラジオ番組でプレッシャーをかけた。