困った時は、いつでも連絡待っています-。日本ハム栗山英樹監督(53)が14日、悩める選手のためにホットライン開設を宣言した。「何か聞きたいことがあれば、電話とかでもいい」。来季は野手のレギュラー構想が白紙の状態。大胆な配置転換も視野に入れている。何を準備すればいいのかと迷う選手がいれば助け舟を出すつもりだ。
昨オフも、主砲のために一肌脱いだ。クリスマス直前の12月23日、札幌市内で中田と面談。約50分間、開幕前まで挑戦していた三塁転向についてなど腹を割って話し合った。「(中田)翔の気持ちが揺れていたしね」と、面談後は方向性を一致させることができた。有意義な時間となった。
すでに直撃してきた選手もいる。今季は捕手登録ながら三塁手としても活躍した近藤だ。11月22日のファンフェスティバルの際に「どうすればいいですか?」と直談判してきたという。オフの間に練習するポジションについてだった。「分からなければ監督に聞けばいいんだというのは、チームに浸透してきたと思う」と実感するシーンだった。
この日は、札幌市内の室内練習場で日本ハムジュニアを激励。小学5、6年生の選手らを見て、かわいい自軍の選手にも思いを巡らせた。「基本は自分で考えてやってもらうけど、(連絡があれば)オレはいつでも動くよ」。常に門戸は開いている。大目標の覇権奪回へ向けて、栗山監督自身が最後の駆け込み寺となる。【木下大輔】




