聖なる夜に、人気者カップルが永遠の契りを交わす。結婚を発表していた広島堂林翔太内野手(23)とTBSの枡田絵理奈アナウンサー(28)が25日に婚姻届を提出することが明らかとなった。15日、広島市内で自主トレした堂林は、枡田アナウンサーの29回目の誕生日に正式に夫婦となることを決意。人生の伴侶を得て、勝負のシーズンと位置づける来季へ挑む。

 広島堂林が、TBS枡田アナウンサーと婚姻届を今月25日、クリスマスの日に提出することが分かった。広島市内の競技場とジムで自主トレーニングに励んだ堂林が、枡田アナの誕生日である聖なる日に永遠の契りを交わすことを明らかにした。

 すでに年内結婚を発表していた2人は、今月7日に都内で両家顔合わせを済ませた。12日には広島松田元オーナー(63)へあいさつ。TBSに在職中の枡田アナは週末を中心に広島市内の新居に足を運んでいる。アスリートフードコーディネーターの資格を持ち、広島滞在中に数日分の食事を作り置きする献身ぶり。共同生活は来春からとなりそうだが、すでに2人は愛を育んでいる。

 堂林の誕生日である昨年8月17日に交際をスタートさせた2人がゴールインを迎える同日は、広島の緒方孝市新監督(45)の誕生日でもあった。「僕は知らなかったのですが、奥さんが知っていて驚きました」と堂林は話す。運命的な巡り合わせも、来季への発奮材料のひとつ。宮崎・日南の秋季キャンプでは70分にわたり直接指導を受けた。緒方監督の現役時代の映像を入手し、内角打ちを参考にした。「コーチ時代から見てもらった。(野村)前監督にお世話になり、新監督の下で活躍することで、使って良かったと思われるようにしたい」と、決意を新たにする。

 来季へ向け、例年にない充実したオフを過ごす。「これまでのオフで一番練習できている。自分の持ち味をよみがえらせている感覚です」。大リーグのナショナルズでトレーナー経験のある高島誠氏に師事。負荷をかけた筋力強化から柔軟性やしなやかさを最大限に生かす体の使い方を習得中だ。「結婚すれば、良くも悪くもいろいろいわれる。覚悟しています」。充実したプロ6年目シーズンを送った先には、挙式を予定するばら色のオフが待っている。