阪神今成亮太捕手(27)は得意の「ものまね力」で、柳田ボディーに近づける。今オフも年明けはソフトバンク柳田らと合同で自主トレする予定。リーダー格のオリックス糸井は参加が微妙な状況だが、後輩柳田のトレーニングから強い肉体作りの秘策を盗む。「人の動きを見ることには興味がある。自分で見て、実際に体で表現するためには、自分が理解していないといけない」。

 今季は好不調の波があり、終盤の右脇腹肉離れもあって115試合出場で打率2割5分9厘。「(糸井と柳田は)もともと体が強いけど、やっぱりトレーニングしている。いい動きをしているから、鍛えた部分が強くなる。いい選手は体の軸がブレない」。2人の“ものまね”からパフォーマンスの安定を狙う。