オリックスから国内FA宣言した金子千尋投手(31)は18日、神戸市内の合宿所で右肘のリハビリを行った。5時間ほど滞在し、オリックスの井筒トレーナーは「長い時間お風呂に入ってたみたい。(リハビリは)順調のようだ」と話した。

 金子は前日17日に更新したブログでも「右肘も順調で日常生活はほぼ問題なく過ごせています」と記した。11月29日に、内視鏡による右肘骨棘(こっきょく)除去手術を受けて、翌30日に退院した。

 術後から実戦復帰まで約3カ月の予定。金子はこれまで、来年3月27日のシーズン開幕に間に合わせる意気込みを示している。11年にも同様の右肘手術を経験しており、今回の手術前には「今手術してリハビリすれば、もしかしたら今年以上の強い自分を見せられるという気持ちもある」とした。さらに「手術すれば焦らず、間に合うように。ちょっと矛盾しますが」との見通しを語っていた。