松坂はライバル!
ソフトバンク摂津正投手(32)が7日、球団初の4年連続開幕投手に意欲を燃やした。現状維持の年俸4億円で大トリの契約更改。オフに松坂大輔投手(34=メッツ)を獲得するなど先発陣を強化したが、エースは競争激化を歓迎した。(金額は推定)
先発争いの激化は望むところだった。摂津は現状維持の年俸4億円で大トリの契約更改。オフの動向に関する質問が出ると、静かに闘志を燃やした。
「1人、ライバルが増えた。自分のポジションも決まっているわけじゃない。キャンプから競争して、ローテをまず取る」
球団はオフに先発陣の強化に動いた。目玉補強となったのが、9年ぶりに日本球界に復帰する松坂だ。チームにとっては、加入を歓迎すべきだが、同じ先発投手の立場では枠を争うライバルになる。「松坂から吸収したいことは?」と問われても、「タイプが違うので、自分のペースでやる」とキッパリ。自らの姿勢を鮮明にした。
昨年は球団初の3年連続開幕戦勝利を果たしたが、10勝(8敗)、防御率3・90は11年の先発転向後ワーストだった。「自分の中で納得できていない。それをバネに今年はがんばる」。工藤監督が就任し、体制は変わった。無条件に先発枠が与えられるとは考えていない。一からのアピールを心に誓った。4年連続で開幕投手に指名されれば、球団史上初となる。「やってみたいという気持ちはあるが、1軍に残れるかも分からない」。1歩ずつ偉業に向かっていく。
順当に行けば、今季中に国内FA権を取得する。契約交渉で複数年契約の提示はなかったが、球団から「これからもずっとホークスで現役生活を続けてほしい」という言葉はもらった。「今年はたくさん貢献して、連覇を目指してがんばりたい」。環境の変化を刺激に、摂津が再びエースの輝きを取り戻す。【田口真一郎】



