ソフトバンクの新人合同自主トレが9日、西戸崎でスタートし、ドラフト1位の松本裕樹投手(18=盛岡大付)が吉兆の?

 最下位スタートを切った。

 ランニング、キャッチボールなど約2時間のメニューの最後に待っていたのは200メートル×10本のインターバル走。松本は終盤には苦しそうな表情で、育成8人を含む新人13人のうち断然の最下位でゴール。涼しい顔でフィニッシュしたドラフト3位古沢の横で膝に手をつき、大きな呼吸を繰り返した。

 「最後はすごくきつかった。高校時代にはああいうメニューはなかった。冬場は雪が降るし、あまり走り込むことはなかった」

 腹筋で顔をしかめる場面もあった。高校時代には筋トレも課されていなかった。「体力的な部分はまだまだこれから。目の前のメニューをしっかりやっていきたい」と“プロの洗礼”を素直に受け止めた。

 だが、最下位を気にする必要はまったくない。昨年の新人合同自主トレでは、森が初日のインターバル走で最下位だったが、シーズン中はリリーフとして大活躍。新人では最もチームの日本一に貢献した。

 松本も、持ち前の制球力にスタミナが加われば鬼に金棒。キャンプ初日には長距離のタイム走が待っているが「この期間でしっかり達成できるように頑張りたい」。1月の新人トレで走り込み、2月のキャンプに備える。【福岡吉央】

 ◆松本裕樹(まつもと・ゆうき)1996年(平8)4月14日、横浜市生まれ。盛岡大付では1年春からベンチ入りし、春夏合わせて3度甲子園出場。最速150キロ。高校通算54本塁打と打者でも活躍。背番号66。182センチ、82キロ。右投げ左打ち。