バズーカ砲、発射!
阪神ドラフト2位石崎剛投手(24=新日鉄住金鹿島)が18日、兵庫・西宮市の鳴尾浜で行われた新人合同自主トレで初めてのブルペン入り。ブルペン捕手の構えたところから外れることもあったが、球威のある直球を45球投げ込んだ。
ブルペンからミットの乾いた音が鳴り響いた。山口投手コーチや古屋2軍監督が見守る中、石崎がベールを脱いだ。コントロールにこだわらず腕を力強く振る。打者へ向かっていく、迫力あるマウンドだった。
「絶対にコントロールがいい投手がいいという風には思わない。(社会人時代も)構えたところ以外で三振も取ってきた」
球の勢いにつられ、打者はボール球でもバットを出してくれた。的を絞らせない「暴れ馬投法」。「三振は男のロマン」と豪語する肝っ玉ルーキーは、プロでも荒れ球をプラスに生かすつもりだ。
最速151キロ右腕の横で投球していたドラフト4位守屋も「バズーカみたいな球を投げていましたね!」と驚きの声を上げた。10日にキャッチボールを見た際、元ヤクルト林昌勇とダブらせた山口投手コーチは「雰囲気がある。腕がよく振れている」とうなずいた。
もっとも、本領発揮はまだまだこれからだ。不満顔の新人は「今日は体が突っ込んで、いい球も1、2球だった。明日も明後日もブルペンに入る。今日より明日。明日より明後日と上り調子でいけたらいい」。今日19日もブルペンに入る予定。1軍キャンプ参加が濃厚な右腕が加速する。【宮崎えり子】



