阪神島本浩也投手(21)が、1軍キャンプ発進濃厚となっていることが18日、分かった。育成出身の左腕はこの日、鳴尾浜を訪れ、今年3度目となるブルペン投球に励んだ。年始は同僚の高宮と社会人ホンダ鈴鹿で自主トレ。既にブルペンにも入ってきた。

 捕手を立たせて35球を投げた島本は「もう座らせてもいいし、試合に投げてもいいぐらいに仕上がっている」と手応え。沖縄・宜野座キャンプでのアピールに向けて状態を上げている。

 昨季、手薄だった左の中継ぎ候補としての抜てきだ。昨秋の安芸キャンプで大野臨時コーチからシュートを教わり、投球の幅を広げるなど成長著しい。秋季キャンプ後に念願の支配下登録を果たし、2月のキャンプには伝説の左腕・江夏豊氏が臨時コーチで参加。飛躍のきっかけをつかむには絶好のチャンスとなる。

 「今年はではなく、今年も勝負なので。ファームにいてはいけないと思っています」。目の前のチャンスを全力でつかみに行く。

 ◆島本浩也(しまもと・ひろや)1993年(平5)2月14日、奈良・大和高田市生まれ。福知山成美2年夏に京都大会準V。10年育成2位。昨季は2軍で17試合1勝3敗(防御率3・40)。176センチ、65キロ。左投げ左打ち。