中日の新外国人3選手が28日、キャンプ地沖縄で入団会見した。ラウル・バルデス(ブルージェイズ3A)アマウリ・リーバス投手(29=台湾・統一)リカルド・ナニータ外野手(33=メキシカンリーグ)は、今日29日から沖縄合同自主トレーニングに合流する。

 右腕リーバスも技巧派宣言だ。自身のタイプについて「制球力重視の投手だと思っている。打者に応じてピッチングができる」と豪語した。昨季ア・リーグ本塁打王のマリナーズ・クルーズはいとこ。パワフルな投球が特徴かと思いきやコントロールが武器だという。昨季まで台湾でプレーした右腕は日本野球について「台湾のテレビで見た」程度だというが、細かい野球にフィットする可能性は高い。

 ドミニカ共和国のウインターリーグではルナと同じ「アギラス」に所属していたこともあり、同僚から新天地の情報を収集した。「いいチームだと聞いている。とにかくケガをしないことが大事。100%の力を出してチームの優勝に貢献したい」。ウインターリーグに参加していたこともあり準備は万全。必死のアピールで先発枠に食い込む。