日本ハム栗山英樹監督(53)が13日、開幕投手最有力の大谷翔平投手(20)へかける期待の高さを、ポロリと漏らした。今日14日のDeNAとの練習試合(名護)は野手として出場予定。ベストオーダーで臨む考えを明かした指揮官だが、大谷が野手であることを突っ込まれると「じゃ、違うか」と、思わず“本音”が。あらためて開幕投手大本命であることが浮き彫りになった。大谷はこの日、今キャンプ最多となる113球の投げ込みを行った。
日差しに恵まれた温暖な気候が、栗山監督の口元を緩めた!?
DeNA戦(名護)メンバーを「開幕メンバーかもしれない」と話した指揮官は、大谷が野手出場予定であることを突っ込まれると「じゃ、違うか」とポロリ。ハッとした表情で「いやいや、わからないけどね」と取り繕ったが、大谷の開幕投手を想像させるシーンだった。
それだけ圧倒的なパフォーマンスを見せた。この日は午前中にブルペン入りし、今キャンプ最多の113球を投げた。カーブ、スライダー、フォーク、チェンジアップと各球種も多めに交ぜ、低めに制球された力のあるボールで、捕手のミットが心地いいほど鳴り響いた。ビデオカメラで投球フォームも撮影。「今日は球数を投げるので、撮りたいなと思いました。体調もいいし、痛いところもないし、順調には来てるかなと思います」と振り返った。
開幕戦を投げれば、その後も相手のエースと当たる「表ローテ」を歩むことになる。シーズンを通して投球回数を増やして欲しい首脳陣が課すのが「省エネ指令」だ。厚沢投手コーチは「投球数を減らさないといけない。今のままではきつい」。昨季の大谷は115回1/3を投げ、与四死球61とボール球が多かった(オリックス金子は191回で45、西武岸は161回1/3で38)。相手の待球作戦にあうことも多く、5回で100球に到達することもひんぱんにあった。今季初実戦登板だった9日の紅白戦でも、2回で48球を費やした。同投手コーチは、<1>制球力の向上<2>変化球の使い方の工夫などで、開幕までに改善することを求めた。
期待も課題も受け止め、開幕へ向けて順調に階段を上がっている。



