客員教授を務める千葉・勝浦市の国際武道大で講義し、「好打者とは?」と聞かれた巨人原辰徳監督のコメント。

 「軸を作ること。軸さえあれば、どんな回転でも回る。パワーがあっても軸がなければ」と言って立ち、左で構え、左太ももの付け根をパーンとたたいて、「松井はね、左サイドの太もも、ここに軸を作っていた。軸に力をためて、一気に回していた」「勝負強さはメンタルで決まらない。精神的に弱いから負ける、は間違い。下手だから、が正解。心って、目には見えないよね。できることを、自分の中で、やる。そうすれば無駄な時間を過ごさない」。