東都大学リーグの中大・西銘生悟内野手(4年=沖縄尚学)が、高校時代の同僚で通算30勝&20完封が懸かる亜大・東浜巨投手(4年=沖縄尚学)打ちを誓った。26日に予定されていた首位決戦の中大-亜大3回戦(神宮)が今日27日に雨天順延。秋田秀幸監督(56)から「西銘と神里(和毅、1年=糸満)がポイント。打ったら勝つでしょう」でキーマンに指名された。

 主将とエースとして08年センバツを制した仲間も、今はライバル校の主将同士だ。リーグ戦通算75安打でプロ注目の西銘は亜大1回戦で東浜に5打数無安打と封じ込まれたが、ビデオを2度見て研究。「外角高めと落ちる球でやられた。それまでに勝負をつけたい」と分析した。この日は室内練習場で朝から打ち込み「4安打します」とリベンジの準備は万全。大勢のスカウトの前で今秋ドラフトの目玉右腕を打ち、神宮を自らの就職活動の場とする。【斎藤直樹】