クライマックスシリーズ出場チーム
セ・リーグ
読売ジャイアンツ
セ・リーグ1位
開幕ダッシュこそ失敗したが、圧倒的な戦力で浮上。独走していた阪神をとらえ、し烈なデッドヒートを制した。打線はラミレス、小笠原らの長距離砲に加え、脇役の鈴木尚、坂本、谷、木村拓らがそろいバランスが取れた。投手陣もここにきてエース上原が復調。抑えのクルーンまでスキがなくなった。昨年はリーグ優勝しながら2位中日に敗れ日本シリーズ進出ならず。2002年以来の日本シリーズ進出へ、原監督も燃えている。
本拠地:東京ドーム(人工芝)
阪神タイガース
セ・リーグ2位
開幕から首位独走も後半戦に息切れしてしまった。それでもAクラスを確保できたのは先発、中継ぎ、抑えと強力なピッチングスタッフの存在だ。下柳、安藤、岩田の先発3本柱が安定。試合をしっかりつくり、守護神・藤川までつなぐのが勝ちパターンだ。打線も北京五輪で故障した新井が復帰。金本の負担が減ったのはプラス材料。改修工事のため甲子園ではなく京セラドーム大阪で日本シリーズ進出を目指す。
本拠地:甲子園(天然芝)※CSは京セラドーム大阪(人工芝)を使用
中日ドラゴンズ
セ・リーグ3位
昨季はリーグ2位からCSを制し、日本シリーズに出場。日本ハムを4勝1敗で倒し53年ぶりの日本一を達成した。今季もV候補筆頭だったが、Bクラスに低迷。しかしシーズン終盤に底力を発揮し、3位を確保した。エース川上が復活し、ベテラン山本昌が絶好調。打線も主砲ウッズの不振こそ気になるが、森野が成長。和田、中村のベテランは勝負強く、3位からの日本シリーズ進出の可能性は十分だ。落合監督の采配にも注目。
本拠地:ナゴヤドーム(人工芝)
パ・リーグ
埼玉西武ライオンズ
パ・リーグ1位(76勝64敗4分)
就任1年目、43歳の渡辺監督が昨季5位に沈んだチームをリーグ優勝に導いた。下馬評は低かったがフタを開ければ強い西武が復活した。何といってもウリは強力打線。おかわり君こと主砲中村は46本塁打でタイトル獲得。中島、栗山の若手も3割をマークするなど若手打者がノビノビと活躍した。投手陣は帆足、石井一、涌井、岸の先発陣が安定。抑えのグラマンまで豊富な中継ぎ陣でつなぐ。若さと勢いはNO・1だ。
本拠地:西武ドーム(人工芝)
オリックス・バファローズ
パ・リーグ2位(75勝68敗1分)
この躍進を誰が予想しただろうか。1999年の3位以降Bクラスに低迷。その間昨季を含め最下位が4度。今季も序盤でコリンズ監督が辞任した。しかし大石新監督になりムード一変。ローズ、カブレラの大砲コンビが打ちまくると、小松、金子、近藤、山本ら若手投手陣が急成長。いずれも2ケタ勝利を挙げ、強力な先発陣が完成した。清原の引退は寂しい限りだが、ファンを沸かせる熱い戦いを演じてくれるはずだ。
本拠地:京セラドーム大阪(人工芝)、スカイマーク(天然芝)
北海道日本ハムファイターズ
パ・リーグ3位(73勝69敗2分)
梨田新監督のもと臨んだシーズンは苦しい戦いが続いた。それでも最後はロッテ、ソフトバンクに競り勝って3位を確保、面目を保った。大黒柱は何といってもダルビッシュ。北京五輪では力を発揮できなかったが、終盤は「らしさ」を存分に発揮。相手打線を圧倒する投球が復活した。他の先発陣の踏ん張り次第だが、絶対的なエースの存在は他球団には脅威だろう。稲葉が引っ張る打線のしぶとさは健在。
本拠地:札幌ドーム(人工芝)
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