TBSが28日に行われるプロ野球ドラフト会議の模様を初めて全国ネットで生中継する。番組は2部構成で、午後5時開始の同会議に合わせて第1部では1位指名の結果を速報で伝える。午後7時からの第2部ではスペシャルゲストに清原和博氏(42=日刊スポーツ評論家)を迎えて下位の指名状況を伝える。

 今年のドラフトは、高校時代から注目を集めて早大に進学した斎藤佑樹投手(22)、大学球界最速左腕の大野雄大投手(21=佛教大)らの指名が注目される。清原氏は、次世代の球界を担う金の卵たちに、将来を見すえたプロでの過ごし方を語り、エールを送る。

 第2部では、下位指名が予想される選手らの私生活、家族の支えを密着ドキュメントで追い掛ける。同局の清水等チーフプロデューサーは「今の球界を見渡しても下位指名からはい上がってスターになる選手が多い。苦難を乗り越えてプロの門をたたく選手を清原さんとともに応援したい」と話している。