今秋ドラフト1位候補の明大・野村祐輔投手(4年=広陵)が8日からの東京6大学野球秋季リーグ戦で、リーグ史上7人目の「30勝&300奪三振」にリーチをかける。すでにリーグ戦通算28勝(12敗)343奪三振の野村は、8日の立大戦に勝てば早大・斎藤佑樹(日本ハム)に次ぐ大記録に、あと1勝となる。試合前日の7日は東京・府中市内で約30球の投球や打撃練習で汗を流した。

 立大には今春、先勝しながら連敗を喫した。今季は春に勝ち点を落とした法大、慶大から勝ち点を奪取。「春落としているので勝てるように」と静かに意気込み、チーム7季ぶりの完全優勝にも前進する。