<プロ野球ドラフト会議>◇27日
野村カープが「恋人」を一本釣りした。「プロ野球ドラフト会議
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TOSHIBA」が、都内ホテルで行われ、広島は重複指名も予想された明大・野村祐輔投手(4年=広陵)を単独1位指名。2位以下もバランスの取れた指名で、野村監督は「100点満点」と大満足。指名後、会議を中座して明大合宿所を訪れあいさつを交わした。
まさに満願成就だ。重複指名濃厚と見られていた明大のエースを、望外の単独指名に成功。野村監督は表情を緩めながら話した。
「単独指名できて非常にうれしいし、ほっとしています。実績も折り紙付きだし、ファンの期待にも応えてくれるはず。若い力で新しい息吹を吹き込んでくれると思う」
絶賛する右腕に、一刻でも早く会いたい。ドラフト会議を中座して、府中市にある明大合宿所を電撃訪問。ガッチリと握手を交わし、カープの帽子をかぶせた。応接室で約15分間会談し、最後に「神宮大会を目指して練習している中で、もう一つ(大学日本一の)勲章を増やしてカープのユニホームに袖を通してほしい」と激励。ドラフト会議で使用したネームプレートに、サインを入れてプレゼントした。これには野村も感激した。
「会議の最中にもかかわらず、来ていただいてすごくうれしいです。わざわざ足を運んでいただいたことに感謝したい。早くから1位といってもらっていたので、(1位指名は)運命だと思います」
広陵高で春夏連続で甲子園に出場。野村監督は高校時代からその能力に注目していた。09年秋、U-26NPB選抜と大学日本代表との試合で、野村は1回を無失点に抑えた。このとき、NPB選抜のコーチとして、監督に就任したばかりの指揮官がベンチにいた。そのときの野村の投球も、強く印象に残ったという。
野村も、その試合でプロの凄味を見せつけられていた。先発した前田健の球を見て「速かったです。すごい衝撃を受けました」。このときから、広島入りは約束されていたのかもしれない。
2位以下にも菊池ら狙い通りの補強に成功。野村監督は「何勝ということではなく、1年間マウンドにいてくれるような投手になってほしい」とエールを送った。来季巻き返しへ、まずは最高のドラフト補強となった。



