西武銀仁朗捕手(23)が3日、西武ドームで契約更改交渉に臨み、500万円ダウンの推定年俸2000万円でサインした。今季は3月のオープン戦で「左ひざ内側半月板損傷」および「左前十字靱帯(じんたい)断裂」の重傷を負って手術。今季絶望の見通しから驚異的な回復力でシーズン最終戦に復帰したものの出場は1試合にとどまり、ひざのケガも公傷とは認められなかった。正捕手の細川がソフトバンクへFA移籍し、来季はレギュラーとして期待される。「死に物狂いでやりたい。144試合マスクをかぶって、フルイニングで出るくらいのつもりでいます」と決意を口にした。