ソフトバンク本多雄一内野手(26)が年俸1億円突破を果たした。会見場に現れた本多の表情が笑みに包まれた。「サインしました。評価してもらった。大台にいきました」。今季年俸が7200万円だったことを公表し、3800万円アップの来季1億1000万円。文句なしの一発更改だ。59盗塁で初の盗塁王に輝いた韋駄天(いだてん)が、プロ6年目を1億円プレーヤーとして迎えることになった。
7年ぶりのリーグ優勝貢献者として、大台突破を果たした。144全試合に出場。打率は2割9分6厘だったが、59盗塁。球団初となる50犠打も達成し、2番打者の役目も果たした。さらに、球団に評価されたのは守備面での貢献。「守備範囲の広さや、追いつかないところを追いついたということで評価してもらった」と本多。身長173センチの小兵が、類いまれな運動センスで、1億円超のジャンプアップを決めた。
チームリーダーとしての自覚もコメントに表れた。「小久保さんや松中さんに頼ってばかりではいけない。自分が一番という気持ちでやっていきたい」。1月中旬には、2年連続でサイパン自主トレに挑む。目標は「出塁率アップと盗塁成功率アップ」と言う。「今年は日本一になれなかったので、それに向かってガムシャラに頑張ります」。背番号46が、ひとときのオフを挟み、再び走り始める。



