更改も一発だった。パ本塁打王のオリックスT-岡田外野手(22)が6日、来季年俸5800万円で契約を更改した。今季1200万円から4600万円増と、約5倍のジャンプアップ。周囲への情報収集で背番号55にちなんだ5500万円と推測していただけに「思っていたより上の評価でうれしかった」。場外アーチもあったキングが予想を超える“場外”な値段に迷わず判を押した。
岡田監督の発案で登録名を変えた今季、不振脱出のため取り組んだノーステップ打法がはまって33本塁打。129試合出場などプロ5年目ですべて自己記録を超えた。
「シーズンが始まる前はだれもこんな成績を残すとは思ってなかったし、自分もです」
横田管理部長は「野球の成績に応じたものだが、広報への貢献度もトップクラス。そこのポイントはある」と説明し、人気度の低い球団をPRした広告査定も含まれた。PR会社に試算を依頼している紙媒体での露出はチーム全体で数十億円の広告価値になる見込みだが、球団広報は「岡田選手はかなり貢献している」と、億単位の働きに感謝した。
交流戦でMVP、王貞治以来48年ぶりに22歳での本塁王と、一気にスターダムを駆け上がった。「来年の目標にはないけど、将来的に取れたら…」と大きな夢として3冠王を口にしたが、来季へ慢心はない。「CS、日本一を目指してやる。個人的には今年の数字をすべて上回りたい」。リッチなオフを真価の問われる年につなげる。(金額は推定)




