3月開幕のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出されている巨人菅野智之投手(27)が宮崎での合同自主トレ初日の28日、WBC仕様のマウンドでブルペン投球を行った。

 同じく侍ジャパンの小林を相手に、立ち投げで39球を投じた。キャッチボールの初球こそ捕手の頭上にボールが抜けたが、その後はきっちり修正。「今日に関しては良かった。(マウンドは)めちゃくちゃ気になる感じじゃなかったですね。(ワンシームが)思ったより変化がすごかった。WBC球だからと思う」と振り返った。受けた小林は「マウンドを気にしている感じはなかった。ワンシームは右打者には有効だと思うけど、頼りすぎずに。基本は真っすぐになるので」と話した。