プロボクシングの日本ミニマム級王者大平剛(30=花形)が、再起戦で3度目の防衛に成功した。同級1位岨野豊(32)と対戦。いきなりの左で攻め、追い上げをかわし、3-0で判定勝ちした。

 大みそかに世界初挑戦で高山に7回TKO負けから3カ月。「続けるかも考え、1カ月前までモチベーション上がらなかった。終盤は安全運転になった」と反省。花形会長は「世界へは攻めを勉強しないと」とハッパを掛けた。