3冠ヘビー級王者潮崎豪(33)が、宮原健斗を下し2度目の防衛に成功した。

 26歳と勢いのある挑戦者に場外での脳天くい打ちなどを浴び、リング上で意識朦朧。しかし、要所で逆水平チョップを繰り出し、危機を脱出すると、最後は、けさ切りチョップ3連発から、豪腕ラリアットを連打して、粘る宮原を沈めた。

 潮崎はリング上で「これからの全日本をどうか見届けてください」とあいさつ。優勝インタビューでは「宮原もこれで終わりなわけじゃないし、おれもこんなところで止まっていられない。今日は、あいつに感謝したい」と話した。