W-1は28日、都内の事務所で4月1日に後楽園大会で開催するW-1チャンピオンシップの公開調印式を行った。

 王者KAIはスーツ姿で、挑戦者の鈴木秀樹はTシャツ姿で出席。KAIが鈴木の服装をとがめるなど、会見は険悪な雰囲気が漂った。KAIは「やっとの思いでつかんだベルトを簡単には渡すわけにはいかない。鈴木には絶対渡さない」と声を張り上げ、決意を語った。13日の新宿大会で、KAIを裸絞めで絞め落とした鈴木は「王者は基本に立ち返って頑張ってもらわないとタイトル戦にならない」と挑発。自分の分だけ調印書にサインをしてさっさと引き揚げた。