WBA世界フライ級王者フアンカルロス・レベコ(31=アルゼンチン)が17日、同級3位井岡一翔(26=井岡)と対決する22日の世界戦(大阪府立体育会館)へ向けて練習を公開した。

 大阪市内の井岡ジムで約1時間汗を流した王者は「防御、パンチ、攻撃力ともに自分が上回っている」と、9度目防衛へ自信満々に話した。ミット打ちなどを見守った井岡陣営も警戒心を高め、元世界2階級王者の叔父弘樹氏は「スピードが落ちない。強いね」。父一法会長も「体の軸が強いしバランスがいい」と、強敵に目を光らせていた。