W-1のCEO(最高経営責任者)に5日の同団体後楽園大会から就任したDDT高木三四郎社長(45)が7日、武藤敬司社長とともに都内のW-1事務所で会見した。

 武藤社長は「3月いっぱいで、経営に携わっていた方がいなくなって、オレ自身の目標だった業界再編の話を持っていったが、そちらはものの見事に振られたが、DDTをここまで育て上げたノウハウを提供してくれないかと御願いして、お見合いがトントン拍子に進んだ」と経緯を説明。

 「結ばれたからには、高木CEOに家計簿はすべて任せる」と、高木CEOに経営のかじ取りを任せる意向を表明した。お互いの選手の交流などはないという。

 DDT社長と兼任となる高木CEOは「自分にとっては、非常にいい機会をいただいた。家計簿を見て、やりくりの試算ができた。まずは、リング上の部分。興行数を増やしていきたい。採算を見直して、ある程度の準備期間を経て、秋口ぐらいから進めていきたい」と抱負を話した。