WBC世界バンタム級王者山中慎介(32=帝拳)が、米ボクシング誌「リングマガジン」の選ぶパウンド・フォー・パウンド(全階級を通じての最強選手)で10位に選ばれた。

 日本人が同誌のランキングに入るのは異例で、メイウェザー、パッキャオら豪華なメンバーとともに名を連ねた。20日に都内のジムで報告を受けた山中は「9位までを見ればすごい選手ばかり。入ったことに驚いている。3年半以上防衛を続けてきたことが評価されたのではないかと思う。モチベーションにつながるし、素直にうれしい」と話した。