「K-1 WGP 2015 THE CHAMPIONSHIP」(11月21日、東京・代々木第2体育館、日刊スポーツ新聞社後援)の60キロタイトルマッチで対戦する、王者・卜部功也(25)と挑戦者・卜部弘嵩(26)の兄弟が9日、東京・新宿区のGSPメディアセンターで会見した。

 2人は1月18日の王者決定トーナメント決勝で対戦、功也が3-0で判定勝利し、初代王座に就いたが、その結果に納得がいかない弘嵩が再戦を求めていた。

 待望の再戦決定に弘嵩は「1月は負けたが、あの時からこの時ためにずっと備えてきた」とやる気満々。「完全KOをイメージしている。リングに上がれば容赦はしない」と宣言した。

 対する功也は兄弟対決を嫌っていたが、この日は腹をくくった様子。「兄の強さは分かっているが、弱さも知っている。全力で倒しにいく。ベルトを譲る気はない」と防衛を誓った。

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