プロボクシングの前WBC世界スーパーフェザー級王者で同級1位の三浦隆司(32=帝拳)が、思い出の地で王座返り咲きを誓った。

 走り込み合宿中の沖縄・恩納村で6月30日、長距離走やフィジカルメニューを消化。練習後、ジムが宿泊先に選んだホテルが偶然にも彩美夫人と11年3月に挙式した場所だと明かした。当時は世界初挑戦で内山高志に敗れて3カ月後。昨年11月に米ラスベガスで王座から陥落した現在の状況とも似ており「あの時はそこからはい上がって世界王座までたどりついた。復活の場所ではないが、何としてももう1度ベルトを取り戻したい」と気合を入れた。陣営は王座を奪われた現王者バルガス(メキシコ)との年内の再戦を目指し、交渉を続けている。