ボクシングの前WBC世界スーパーフェザー級王者で同級1位三浦隆司(32=帝拳)が20日、同級2位ミゲール・ローマン(31=メキシコ)との挑戦者決定戦(28日、米国)へ向けたスパーリングを打ち上げた。

 フットワークを課題にしてきた今回は、「一番多いかもしれない」と150回以上を消化。この日の4回のスパーでも、左右の動きも軽快に相手を追い込む姿があった。「逃げるためではなく、攻めるための動きを考えてきた」と手応えを胸に、22日に日本をたつ。