プロボクシングのミドル級ボクサーとなるシェリフ・ラワルさんがデビュー戦で死去する悲劇が起こった。29歳だった。12日に英ロンドンのハロー・レジャー・センターでマラム・バレラ(ポルトガル)との4回戦に臨んだ際、こめかみに強打を浴びてダウン。そのまま意識を失ったという。試合を裁いたリー・エブレイ・レフェリーがキャンバスに倒れ込んだラワルさんの異変をカウント途中に気づき、試合終了を決断。すぐにドクター、救急隊員らの約20分間の心肺蘇生などの治療を受けて病院に搬送された。懸命の治療もかなわず、死亡が確認されたという。
興行プロモートしたウォーレン・ボクシング・マネジメントは「残念ながらラワルさんは試合中に倒れ、救急隊員らの最善の努力にもかかわらず、後に死亡が確認された」と声明を出した。ラワルさんのカードは興行の第1試合。ショッキングな事態に会場は騒然となり、他カードはキャンセルされていた。ラワルさんは18年からアマチュアボクシングを開始し、今年に入ってプロ転向を決意していたという。
英国ボクシング管理委員会は「24年5月12日、日曜日のボクシング試合後に悲劇的に亡くなったラワルさんのご遺族におくやみを申し上げます」とラワルさんの死去に哀悼の意を表した。

