K-1フェザー級世界王者・武尊(25)が、ノンタイトル戦でビクトー・サラビア(23=米国)に3回2分23秒、KO勝ちした。

 同回にサラビアの後ろ回し蹴りが金的となり5分以上の中断があったが、戦いに戻ると武尊はいつもの笑顔で前進。右と左のストレートで相手を沈めたが「ストップしてつまらない時間あった。許してほしい」とファンに頭を下げた。昨年11月にK-1初代同級王座決定トーナメントで優勝も、右拳を痛めて全治2カ月と診断されていた。この日の勝利で改めてスター性を証明した。