WWEスマックダウンで「ロックスター」と呼ばれる中邑真輔(37)は、コービンに目の敵にされているようだ。

 6月6日ロチェスター大会で、中邑はケビン・オーエンズに勝利後、解説席に座っていたコービンに襲撃されていた。

 6月18日のPPV大会「マネー・イン・ザ・バンク」では、ともにマネー権争奪ラダー(はしご)戦の出場選手となった。前哨戦から奇襲され、大会当日には入場している中邑がコービンの襲撃を受けて一時、バックステージに戻るほどのダメージを受けた。リングに戻ったラストもAJスタイルズとラダーを登って天井に吊されたWWE王座挑戦権利証入りブリーフケースを手にかけようとした瞬間、コービンにラダーを倒され、ケースを横取りされた形となっていた。

 負けじと中邑も6月28日のサンディエゴ大会で「(コービンは)危険なヤツだが、オレを恐れている」と反撃開始。7月に入ってもバックステージで襲撃を受け、11日のサンアントニオ大会ではシングル戦が組まれたものの、中邑は入場時に襲撃を受けて観客席での乱闘に発展。レフェリーらに制止されるとコービンがバックステージに戻って試合成立しなかった経緯もあった。

 この日のバトルグラウンドでも反則決着という形となり、中邑-コービンの因縁が続きそうだ。夏の大舞台サマースラムが8月20日にニューヨーク・ブルックリンのバークレイズ・センターで予定されており、2人の展開には注目が集まる。