元WBC世界バンタム級チャンピオンの辰吉丈一郎(38=大阪帝拳)の国内での復帰の可能性が事実上なくなった。大阪帝拳の吉井寛会長が25日、ボクサーライセンスを失効している辰吉の特例での再申請は期限までにされなかったと明らかにした。

 日本ボクシングコミッション(JBC)の規定では、36歳までライセンスを認めている。ただし元世界王者らに対する特例により、辰吉は最後の試合から5年(現在は3年)以内ではライセンス交付の再申請が可能とされていた。最後の試合は2003年9月26日のため、今月25日が申請の期限だった。

 現役続行へのこだわりを繰り返し発言している辰吉が今後、試合を行うには海外に出るしかないが、大阪帝拳側は既に本人に引退勧告もしており、実現は困難な状況だ。