2度目の防衛戦を迎える女子世界王者2人が28日、都内で2回のスパーリングを披露した。WBCライトフライ級富樫直美(33=ワタナベ)とWBCアトム級の小関桃(26=青木)。5月2日に東京・後楽園ホールで開催される5大タイトルマッチに出場する。2人は今回スパーリングパートナーを務めたが、この日は試合を4日後に控えてマス程度で汗を流した。

 富樫は今月に入って相手が変更となったが「同じ左で苦手ではない。相手は長身だが、それを有利に利用したい」と前向きだった。池山と日本人対決となる小関は「最強の1位相手で苦戦は覚悟しているが、負けない練習をしてきた」と話した。このほかに男子の東洋太平洋タイトル戦3試合が行われ、メーンはスーパーフェザー級王者内山(ワタナベ)の4度目の防衛戦となる。