<プロボクシング:東日本新人王決勝ウエルター級>◇3日◇東京・後楽園ホール

 新藤寛之(宮田)が清水友輔(マーベラス)に判定勝ちし、準優勝に終わった昨年の雪辱を果たした。1回に追い込まれる場面もあったが、「苦しかったけど、ここで頑張らないと去年と一緒」と踏ん張り、ポイントで挽回(ばんかい)した。試合前には、ジムの先輩でWBC世界フライ級王者の内藤大助からも激励を受け、「いてくれるだけでもうれしかった」と涙を流した。