4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31)の幼なじみとなる元Jリーガー山口聖矢(30=ともに大橋)がデビュー2連勝を飾った。今年エントリーした東日本ライト級新人王初戦で鈴木将斗(21=本多)との同級4回戦に臨み、2-1の判定勝利を挙げた。 1回に連打からの右でダウンを許し、2回以降にワンツー、右ショートを的確にヒットさせてジャッジの支持を得た。6日に東京ドームで防衛戦に臨んだ井上と同じく1回にダウンを許しながらの逆転勝利となった。昨年8月の加藤蓮(岐阜ヨコゼキ)とのボクシング転向初戦では右ストレートで倒し、1回TKOデビュー。約9カ月ぶりのデビュー2戦目だった。

一緒の時間帯でトレーニングすることが多い井上からも普段の練習の時に「ジャブとワンツーを極めれば結果についてくるし、ある程度、上に行けるよ」とアドバイスを受ける。6日、井上が東京ドームで臨んだルイス・ネリ(メキシコ)との防衛戦は、井上の入場時にWBOベルトを持って花道を歩いてサポート。「1番身近な存在だし、刺激を受けて興奮しました」と触発されていた。

今年の目標は全日本新人王獲得となる山口は「全日本新人王はボクシングを始めた時からの目標だった。トレーナーだったり、井上家に感謝の意味、恩返しを込めて狙いたい」と気持ちを高揚させてリングに立っていた。

◆山口聖矢(やまぐち・せいや)1993年(平5)9月2日、神奈川・座間市生まれ。サッカー時代のポジションはDF。FC厚木-山梨学院高-関東学院大を経て、16年に北信越リーグ1部サウルコス福井に加入。17年からJ3相模原に入団し、17年6月の藤枝MYFC戦でプロデビュー。J通算出場は1試合0得点。昨年11月にC級(4回戦)プロテストを受験し合格。身長173センチの右ボクサーファイター。血液型はA。