<NEO:東京大会>◇31日◇東京・後楽園ホール◇976人

 風香(25=フリー)が同期の川崎亜沙美(25=同)との初タッグでマッスルビーナスの志田光(21=アイスリボン)藤本つかさ(26=同)組と対戦した。風香と川崎はアクション女優を目指してプロレスを行うアストレス出身で、映画出演のために女優がプロレスラーになったマッスルビーナスは、アイドルユニットとして後輩とも言える存在。13日に3年9カ月ぶりに復帰したばかりの川崎の試合感が戻ってないこともあり、風香がハイキックの誤爆を受ける場面もあったが、好連係で試合のほとんどを優勢に進め、風香が8分、Fクラッシュから片エビ固めで志田を沈めた。「(3月の引退まで)残された時間を考えると最初で最後のタッグかもしれない。組めたことも勝てたことも嬉しかった」と風香。両者の対戦が難しいことには肩を落としたが「引退を3年後にしたらいい」という同期の突拍子もない発言には苦笑いだった。